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第53回 理事・評議員会及び研究成果報告会を開催 |
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2011年7月1日、港区の品川プリンスホテルにて、第53回理事・評議員会が開催されました。平成22年度事業報告及び収支決算、平成23年度事業計画及び収支予算、平成23年度委託研究案、理事・監事・評議員の選任などの議案が審議されました。併せて、公益法人制度改革への対応について審議されました。
会議では事務局より各議案について説明及び提案がなされ、審議の結果原案通り議決・承認されました。
理事・評議員会の後、平成22年度に実施された特定委託研究5件及び平成21年度に実施された一般公募研究1件の研究成果が報告され熱心な質疑応答がなされました。
また、研究成果の報告に加え、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授 小川佳宏先生に、「メタボリックシンドロームと自然炎症」と題する特別講演をお願いしました。講演の概略は以下のとおりです。
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[特別講演] |
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メタボリックシンドロームと自然炎症
東京医科歯科大学難治疾患研究所教授 小川 佳宏氏 |
「自然炎症(Homeostatic inflammation)」の概念について詳細な説明がなされた上で、メタボリックシンドロームと「自然炎症」の関係について、細胞間・臓器間相互作用によりもたらされる自然炎症の分子機構と臨床的意義を中心に講演されました。
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研究成果報告会の演題は次のとおりです。 |
[平成22年度特定委託研究] |
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腸管での自然免疫と獲得免疫のクロストークにおよぼすprobioticsの影響
代表研究者 防衛医科大学校 三浦 総一郎氏
発表者 防衛医科大学校 穂苅 量太氏 |
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高分子の腸管上皮透過性とその制御因子に関する研究
代表研究者・発表者 東京大学 大学院農学生命科学研究科 清水 誠氏 |
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ホエイのUF透過液/脱乳糖透過液からのキシリトール生産
代表研究者・発表者 東京工業大学 大学院理工学研究科 太田口 和久氏 |
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人工乳のタンパク質濃度低減化に関する研究
− 母乳及び人工栄養児の内分泌機能の検討 −
− 低蛋白質ミルク摂取の栄養学的意義に関する研究 −
− 調製粉乳中のたんぱく質濃度が児の成長・発達に及ぼす影響の検討 −
代表研究者 東京大学 大学院医学研究科 五十嵐 隆氏
代表研究者 東邦大学 医学部 与田 仁志氏
代表研究者 順天堂大学 大学院医学研究科 清水 俊明氏
発表者 東京大学 大学院医学研究科 五石 圭司氏 |
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母子における胎児期及び乳幼児期栄養状況とアレルギー等疾患発症との関連に関する出生前開始前向きコホート研究:九州・沖縄母子保健研究
代表研究者 福岡大学 医学部 三宅 吉博氏
発表者 東京大学 大学院医学系研究科 大久保 公美氏 |
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【平成21年度一般公募研究】 |
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乳製品由来リン脂質による認知症予防効果に関する基礎的解析
代表研究者・発表者 山梨大学 大学院医学工学総合研究部 長井 薫氏 |
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